就活編 差別化とはなにか
差別化を考えることは重要です。
企業がいかに差別化するかを考えます。
それでは、差別化できているということ
は価格競争に入っていない
ということになります。
それでは、その価格競争に入っていない
企業をどう探すのか?です。
それはみなさんが嫌いな『利益率』
利益率が高ければ高いほど
安いものを高く売れているのです。
ここでいう利益率はシンプルにするため
売上➗費用とします。
ということは、価格競争をしていない。
わかりやすくいえば、
100円の銀を指輪にして
10000円で売れているのです。
それでは
なぜそのような利益がでるのか?
みなさんが買い物をするときの話。
たとえば、
あなたはお茶をなにで選びますか?
全て130円で
伊右衛門、おーいお茶、麦茶、緑茶
が並んでいる。
正直『気分!』と答えてませんか?
しかし、自ずとあなたは
伊右衛門やおーいお茶を
買っているのです。
伊右衛門は
なにか日本の濃い贅沢なお茶。
おーいお茶は
昔からのCMのフレーズと
どこか昔からある安心感を思わせる
そのイメージは各自違いはありますが、
このイメージこそが
『ブランド』なのです。
ブランド力が
その商品の価値にプラスされます。
私なりの解釈ですが
ブランドとは、製品、企業への信頼価値
なのだと思います。
ブランド力をわかりやすくいえば、
『業界No1!!!』みたいなことです。
〇〇コンクール受賞などもそうです。
そういった意味では、
やはり、昔からある大企業のほうが
ブランド力があるといえるでしょう。
歴史と伝統とはブランドにかかる
大きな要素になります。
ですが、実際に
シャープのように買収や業績悪化の
企業があることは事実です。
ではなぜ大企業の業績悪化、買収が
起こるのか?というと
それは売る商品の性質の問題です。
シャープの場合を考えると
テレビが一般化し、
誰でもパーツがあれば
作れるようになった。
テレビに対しての満足度が
社会的に満たされたことで、
さらなる良いものを買いたいという欲
が起こりにくくなったのです。
その製品に関する一生を
『製品ライフサイクル』といいます。
詳しく知りたい方は出典へどうぞ!
出典 製品ライフサイクル理論(PLC)とは|マーケティング用語集|株式会社エスピーアイ
ですので、
企業が提供しているサービス、商品の
真似やすさ=『参入障壁の高さ』
を知ることも大切です。
ブランドがあるけど、
安くていいものがある。
これはとても危険です。
いいものの満足度が安いもので
満たされるようになれば
売れなくなり、価格競争に入る。
そこが大企業≠安心なところですね。
誰もできないサービスかどうか、
さらになぜ真似ができないのか?
次回考えてみます!