組織編 アメリカ大統領選挙から学ぶ!多数決の問題。
今回は、多くの人が当たり前だと思っている問題。
みんなでやりたいことがあっても
多くの反対があって
できないことってありませんか?
自分が正しいと思ったことが
他人にとっては、正しくはない。
みなが一度は悩むことではないでしょうか?
今回は多数決の問題を
アメリカ大統領選挙から考えます。
かなり簡単に解説してみます。
トランプが大統領になったことは
世間的には悪いこととして捉えられてますが、
なぜそうなったのか整理しますと
【結論】
- 大統領側からすると人口比率の高いカテゴリーを狙えばよい。
- 投票者側からすると人間は自分の有利になるほうがいい。
つまり、
多くの貧困の白人が共感する政策、スタンスのトランプに投票した。ということ。
《大多数勢力》
アメリカの人口の65%が白人で90%が貧困層。
トランプはこの層をターゲットに彼らの不満に共感し、解決するようなことを伝えれば良い。
たとえば、移民やマイノリティへの暴言。
まるで、弱者たちを守るヒーローのように。
《投票者側》
投票という行動には、それなりの労力が必要となる。だからこそ、投票にいく動機付けをされなければ行くことはない。
逆に考えれば、多くの層を動機付けして投票行動をさせればよい。
俺たちは、ヒーローを応援するんだ!というような動機付けをされる。
常にそうである。
過去に日本でも『政権交代』が起こったように、誰もが現状の不満を変えたいと思う。
それを利用する手はない。
ここからの教訓は、
多数決が最適な解を導くとは、
言い切れないことである。
少数派が必ず不利になる。
またその少数派には不満が溜まる。
組織は分裂へと向かう。
それでいいのでしょうか?
あなたは、リーダーとしての
意思決定をするときにどんな方法を
とりますか?
本当の民主主義とは、なんなのでしょうか?