日本経済の頭打ち
営業同行をはじめて思うことがある。
ほとんどの市場が既存の大企業により
支配されている。
ビジネスは安かろう、悪かろうではなく、
安くて、良いものに変わっている。
既存の市場には大抵No.1、No.2がいる。
市場が大きくなっていけば入り込むチャンス
はあるのだろう。
しかし、全ては日本の人口減少
がさらなる競争を招く。
企業は売上拡大を目指すが
売上拡大を日本の既存市場で
はかろうとすれば、
・競合のシェアを奪う
・参入していない業界、製品を開発する
シェアを奪えば、奪い返されるだろう。
参入していないということは既に
参入している企業があり、後発になる。
後発での開発、競争はさらに
競争を激化させていく。
営業は努力しても販売実績は伸びない。
人口減少により売上が縮小する。
売上はあがらない。
利益をあげるために企業は、
コストを下げる。
しかし、仕入先はあるわけである。
仕入先は、下げなければ他社に
シェアをとられることを恐れ
値下げをする。
日本の原価は人が占める割合が高い。
人件費は下がるしかなくなる。
大企業が参入できる大きさの市場は
日本にはないのだろう。
だからこそ、企業は
・海外展開
・新規事業
・M&A[企業買収]
に手を広げてゆく。
売上高を成長させるには、
どんなことができるのか?
買いたいサービス、ものを作り、
買いたい人に提供する。
そんなシンプルなことが難しい。
自分の会社、入りたい会社はどうだろう?